【ロヒンギャかわいそう】ミャンマーでの宗教闘争でにロヒンギャ族の20人の遺体

ミャンマーで宗教闘争です。

 

ミャンマー北西部の武力闘争で

ミャンマーからバングラディシュに避難している

ロヒンギャ族の人たちのうち

少なくとも20人が川沿いで遺体として発見されています。

 

少なくとも過去5年で最悪の状態となったミャンマー北西部の武力衝突から、数万人の少数民族ロヒンギャ族が避難するなか、バングラデシュ国境警備隊は過去2日間で川岸に打ち上げられた子どもを含む20人以上の遺体を回収したと明らかにした。

国連では、ヘイリー米国連大使が、ロヒンギャ族の武装勢力による最近の攻撃を非難したうえで、ミャンマーの治安部隊に対して、国際的な人道法を順守する責任があるとし、罪のない市民への攻撃を回避するよう求めた。

国連筋3人によると、25日以降、イスラム教徒である約2万7400人のロヒンギャ族が、ミャンマーからバングラデシュに逃れている。ミャンマーのラカイン州で、ロヒンギャ族の武装勢力が警察や軍基地を襲撃し、衝突により少なくとも117人が犠牲となっている。

headlines.yahoo.co.jp

 

 このニュースを見て

 最初は

「ただの宗教闘争かな。

 ロヒンギャ族の過激派が国を襲撃してるだけかな。

 過激派ってほんと迷惑だよね」

と思ってたのですが、それはどうやら誤解のようでした。

 

 

まず、背景から説明します。

ミャンマーですが全体の9割が仏教徒という

仏教信仰の国です。

 

ただ、このミャンマー、

多くの民族が存在するため

当然、仏教徒だけじゃなくて、いろんな宗教を信仰している人がいます。

実は仏教徒だけではない

仏教徒一色、と思われているミャンマーですが、実はキリスト教もイスラム教も、ヒンドゥー教も、さらにミャンマー独自の「ナッ」という信仰もあります。
ミャンマーはその歴史でもわかるように非常に多くの民族が暮らす国です。
実に130を超える民族がいて、それぞれに信仰を持っています。

その証拠に近年、ミャンマー西部の地域でイスラム教を信仰する少数民族ロヒンギャ族と仏教徒が衝突し、これによって宗教争いがミャンマー全土に広がりを見せています。
しかし、国民の9割という仏教徒が我が宗教のために戦うことについて、政府は鎮圧に消極的です。
政府がもしも本格的に鎮圧に乗り出せば、仏教徒がほとんどのミャンマー国民から、「異教徒を助ける裏切り政府」といわれかねないからです。

ミャンマーの宗教 | ミャンマー | 東南アジア文化研究室

 

 で、多くの宗教があるがゆえに

 ミャンマーでは常時宗教問題が起こっている状態で

 その宗教問題で

 一番、ミャンマーで迫害を受けている民族が

「元」ミャンマー人のロヒンギャ民族です。

 

 この件について

 わかりやすいNHKのサイトがあったので引用しておくと


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ロヒンギャはミャンマーの西部、バングラデシュと国境を接するラカイン州に住むイスラム教徒の総称で、その数は110万人前後と言われます。国民の9割を仏教徒が占めるミャンマーでは宗教的にも少数派で、ロヒンギャの名前が使われるようになったのは1950年ころからです。かつてはイスラム教徒は仏教徒と共存していましたが、その後対立が深まり、第2次世界大戦では激しい戦闘となりました。

1982年、ミャンマー政府はロヒンギャをバングラデシュから不法に入国した外国人だとして国籍を剥奪し、土地を強制収用しました。無国籍者となった住民たちは移動の自由も認められず、軍事政権による迫害から逃れるために次々と国外に避難しました。
バングラデシュには数十万人が逃れ、キャンプ暮らしを続けています。また、タイやマレーシアでは過酷な労働を強いられています。

2012年にはロヒンギャ住民と仏教徒の住民の大規模な衝突が起きておよそ200人が死亡、新たに14万とも言われるロヒンギャ住民が家を追われました。

おととしにはタイやマレーシアで、悪質な人身売買の業者によって殺害されたり置き去りにされたりしたと見られるロヒンギャの遺体が数百体見つかり世界に衝撃を与えました。

事態がさらに悪化したのは去年10月です。ロヒンギャの武装集団が警察官を殺害したことを受けて、掃討作戦に乗り出した治安部隊によって、住宅が放火され、数十人の女性が性的暴行を受けたということです。

 

www.nhk.or.jp

 

 ここにも書いてあるんですが

 ロヒンギャ族、なんとミャンマーから国籍を剥奪されてるんですよね。

 つまり、ミャンマー人じゃなくなって難民になっています。

 

 また、暴行に耐えかねたロヒンギャ族が

 反撃して、ミャンマーの警官が死ぬと

 「正義の制裁」としてミャンマーがロヒンギャ族の掃討作戦に出て、

 罪のないロヒンギャ族の女性が

 掃討軍によってレイプされるという事態にまでなっています。

 

 この件は確実にミャンマー政府が悪いです。

 

 

 で、なぜ、こんなことになったんだ?と

 いきなりロヒンギャ族がミャンマーに来たのかと思って

 さらに調査を進めてみると

 ロヒンギャ族、800年も前からミャンマーにいる古い民族だそうです。

 

ここラカインでのイスラム教の歴史は古く、1203年にベンガル地方のパーラ朝がイスラム教国に滅ぼされて以来、仏教徒とムスリムが混じり合い、隣り合わせで暮らす時代が長く続いた。ロヒンギャ族の大半は英国植民地時代にインドから流入して定住した人々の子孫だと言われるが、それ以前から土着していた人々もまた少なからずいる。だというのに、第2次世界大戦後にバングラデシュから流入した不法移民と彼らを完全に同一視するのは明らかに問題だ。

長らく独立王国だったラカインをミャンマーが征服したのは1785年頃のことだが、1886年にイギリスとの戦争に敗れると、全土が英領インドに組み入れられる。そうして国境がなくなったことで、多くのムスリムが労働力としてインドからヤンゴンなど全土に流入した。それを仏教徒が敵視するという、現代につづく問題はこうして形作られた。

 

gqjapan.jp

 

 

 なので、よく意味がわからないんですよね。

 

 とにかく、今調べた限りでは

 ロヒンギャは完全に被害者です。

 

 ミャンマー政府にしっかりして欲しいところですね。

 

 以上、

 ミャンマーでの宗教闘争でにロヒンギャ族の20人の遺体が発見されるという

 ニュースの背景について説明しました。

 

 

 でも、こういうニュースを見ていると

 日本ってつくづく平和な国だなと思いますね。