孤立死とどう向き合うか

今日、NHKで孤立死に関しての特集をしていた。

広がる“孤立死”現役世代でも…高齢者に多いとされてきた孤立死が、60代以下の“現役世代”にも広がっている。保険会社は賃貸住宅で孤立死が起こった時に備える保険を発売。調査の結果、保険金を支払ったケースの4割が現役世代だった。孤立死した50代男性のケースを追跡。社会とのつながりを失っていく実態をリポートする。

 

bh.pid.nhk.or.jp

 

 孤立死は

 これから、絶対に問題視されていくことである。

 

 僕の方でもちょっと調べたり考えたりしたが

 正直、孤立死・孤独死に関する対策は出てこなかった。

 

 というのが、

 当然、たまたまそういう機会がなくて結婚しなかった方もいるだろうが

 孤立死・孤独死の方の大半は

 「自由」を自ら選ばれた方が多いはずだからだ。

 

 単純に

 たまたまそういう機会がなかった老人の方であったり

 夫や妻に先立たれて一人とかいう方ばかりなのであれば 

 対策は意外に簡単だと思う。

 

 独居者のための公共老人ホームみたいなものを作って

 そこで、みんなで一緒に住んでもらえばいいだけだから。

 

 でも、実際はそんなに簡単にいかない。

 独居者の方の中には

 前述の「自由」を自ら選んだ、

 もう少し言い方を変えると

 「人と関わるのが嫌」という人がおられる。

 

 そういう方に

 60歳過ぎてから

 「あなたは独居者だから、

  老人ホームに入ってみんなと仲良く暮らしてください」

 といっても、そんな提案受け入れられないだろう。

 

 「なんで、今まで一人で生きてきたのに

  この歳になって、人と仲良くしなきゃいけないんだよ」

 とそう反発

されるだろう。

 

 それはごもっともな話だと思う。

 

 実際に8月10日の記事で、そういう方の孤独死が取り上げられている。

 福祉の支援や近所付き合いを自ら拒む「セルフネグレクト」(自己放任)による孤立死が道内で深刻化している。

 (中略)

「支援は何もいらない」

 札幌市北区の住宅で4月に遺体で見つかった72歳男性は数年前、福祉サービスを勧めるために訪れた地域包括支援センター職員に玄関先で、そう断ったという。住民の通報で遺体が発見された時、床は生ごみなどで埋め尽くされていた。

www.hokkaido-np.co.jp

 

 となってくると、

 正直いって、体が自由に動かなくなった年齢の独居者の方達を

 その段階でどうにかしようというのは無理が生じてくる。

 

 できるのはシステム的に見守るということだけだ。

 

www.chunichi.co.jp

www.post.japanpost.jp

 

そういう意味では、

この段階では

周りから見守ることができても

それ以上のことができないのが目に見えている。

 

なので、実際はその前、

つまり30〜60代の時に

そういう方をいかに社会とつながらせとくか、

また、独居者となってもやっていける体力をつけさせとくか

とかそういう対策が重要であろう。

 

が、

そういう若い世代に

これから独居者となるかもしれないから社会とつながりましょう

といっても実感がわかないので実現しないであろう。

 

いやはや

孤立死、難しい問題である。

解決策はこれから社会全体で考えていかないといけない。