研修医の自殺、労災と認定

おととし、

都内の産婦人科に勤務していた研修医が自殺していた問題で

この自殺が労災と認定されました。

 

 都内の総合病院で産婦人科に勤務していた30代の男性研修医が、おととし、自殺したのは、長時間労働が原因だったとして、労働基準監督署が先月31日、労災を認定したことが分かりました。

headlines.yahoo.co.jp

 

 このニュース読んだんですけど、どうも納得がいかない。

 

 というのは

  亡くなる前は半年間で5日しか休みがなく、1か月間の残業は173時間に上っていて、精神疾患を発症したのが自殺の原因だとしています。

  となってるんですけど、

 半年間で5日の休みって、月に1回程度の休みってことですよね。

 

 めっちゃ働いてる人間なら、これくらいはあるのかなと。

 

 あと、残業が月に173時間でしょ。

 月に1回の休みとして労働日数が29日、

 ということは173÷29 = 5.97 なので6時間の残業ですよね。

 

 医師の標準勤務時間が何時間か知らないんですけど

 通常の8時間として8+6 = 14時間の勤務。

 

 これも良く働く会社であればあることかなと。

 

 

 何が言いたいかというと、

 決して「こんなの働きすぎじゃない」というものでなく、

 この方が精神疾患を発症されたのは

 半年間で5日しか休みがなくて、1か月間の残業は173時間だった

 それが原因じゃ無いんじゃ無いかということです。

 

 もちろん、産婦人科医の場合、

 夜勤とかあるんで、そう考えると

 その勤務時間はかなりしんどいかもしれません。

 

 ただ、人間の体力的に十分耐えられるというか

 新人であれば、よくありそうな過労のレベルです。

 

 なので、この程度であれば

 「致命的な」精神疾患は発症しないのでは無いかと思うんですよね。

 

 となると考えられるのは

  ・実はもっと休みがなかった

  か

  ・休みが少ない以外の別の理由があった

 のどちらかかなと。

 

 例えば本当は200時間以上の残業をしているけど

 その辺を突っつかれると

 色々面倒だから、だいぶ抑えて173時間しか残業をしてないことにしたとか。

 (173時間「しか」って書きましたけど、173時間でも十分に多いと考えます。)

 

 僕としては173時間なら、

 なんとか耐えれるレベルかなとは思ってるんですが

 それ以上に残業がドカドカと入ってくると

 さすがに精神的に無理なのかなと思います。

 

 なので、本当は173時間の残業じゃ無いんじゃないか説。

 

 例えば、

 173時間の残業に加えて

 会議などの資料を家に持ち帰って作らないといけなかったりで

 実質ほとんどねれてないとか。

 

 そんな感じで実はもっと残業が多かったのではと疑っちゃいます。

 

 

 あとは、

 当然、その研修医がそれだけ残業してるってことは

 他のスタッフさんもそれくらい残業している可能性が高く、

 みんな疲れてるから、人間関係がギスギスしていたとかで

 残業による過労以外の悩みを抱えていた可能性もあるんじゃないかと

 そう思ってます。

 

 むしろ、そのパターンの方が濃厚かなとも思います。

 

 ただでさえ、173時間の残業でしんどいのに

 それに加えて、人間関係の悩みとか

 精神的ストレスがあれば、そりゃ精神疾患にもなるわな

 と思いますから。

 

 

 なので、今回の自殺を

 ただの過労による自殺という形で片付けるのは

 いかがかと思います。

 

 もっと他に真相はないのか?

 病院内の闇をもっとえぐらないといけないかなと

 そう思います。

 

 

 あと、例えば、過労が原因でしたとなった場合、

 じゃあどうすればいいんですかということが

 全くもって分からないですよね。

 

 ただでさえ、医師不足の今の時代、

 残業が多いから 医師を増やそうといっても

 そんなに簡単に医師が見つかるはずがありません。

 

 かといって、医師法で

 医師しかできない業務が決まってるので

 そう簡単に他の職種のスタッフに業務を任せられない

 そうなった時に、医師の過労を防ぐにはどうすればいいかというのは

 重大な問題ですよね。

 

 ちょっとずつ、法律が変わって

 看護師でも対処できる部分が増えてきているとはいえ

 まだ大部分は医師じゃないとできない部分です。

 

 しかも、これ以上切り込んでいくと

 医療ミスが起こっても怖い。

 

 となると、

 対策として考えられるのは

 医師1人1人に医療秘書的なものをつけて

 カルテとか研修用資料作成とかそういう業務は医療秘書が行い

 医師の事務的な負担を減らすという対策。

 

 かといって、これは病院病院で判断が変わってきますから、

 国が主導権を持ってやらないとまずいとは思いますけどね。

 

 でも、これから高齢化社会になって

 治療を受ける側の高齢者は増える一方で

 治療をする側の医師は減っていく一方となると

 実際、もっと過労が発生するはずです。

 

 

 なので、今から対策をしっかり考えるべきだろうなと思いました。

 

 以上、今日は

 研修医の自殺が労災と認定された件について

 僕の見解を書きました。

 

 それでは、また今度。